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名古屋城木造復元 予算案可決へ 市議会自民、賛成の方針

 昨年6月から3回の継続審議となっている名古屋城天守閣の木造復元に関する予算案について、開会中の名古屋市2月議会で可決される見通しとなった。最大会派の自民が22日、賛成する方針を固めたほか、民進、河村たかし市長率いる地域政党減税日本」も賛成に回るなど、賛成多数となる公算が大きくなったためだ。23日の本会議で可決されれば2022年12月の完成に向け、木造復元構想が動き出す。

 今回の2月議会で予算案が継続審議となれば、同予算案は事実上、3月31日で廃案となる可能性があった。賛成する会派は昨年6月議会から十分な審議時間を確保し、審議を尽くしたと判断したとみられる。

 名古屋城天守閣の木造復元案を巡っては、名古屋市が昨年、竹中工務店を優先交渉権者に選定。総事業費は約500億円を見込んでおり、市債で調達したのち、入場料収入を中心に返済する計画を立てた。

 関連補正予算案の提出は昨年6月議会。「20年7月」とした完成時期について、短い工期への懸念などから市議会で批判が集中し、継続審議となった。9月議会では市側が完成時期を「22年7月」と説明を変更したものの、2回目の継続審議となった。11月議会では収支計画などに疑問が噴出し、3回目の継続審議となっていた。今回の2月市議会では、市側は完成時期を「22年12月」と再び変更し、議会に理解を求めていた。

 今後、予算が執行され、竹中と本契約を結んでも「22年12月」に完成するとは限らない。文化庁の審査に合格しなければならず、審査次第で完成も遅れる可能性がある。

 名古屋城徳川家康加藤清正らに命じて江戸時代初期に完成。1930年に城郭建築として初めて国宝に指定された。45年の空襲で焼失した。59年に鉄筋鉄骨コンクリート製で再建した。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFD21H3H_S7A320C1CN0000/

日本経済新聞電子版2017年3月22日付記事より引用

  名古屋市議会では名古屋城の木造復元案予算の可決に向かう方針のようです。市議会で可決された後、文化庁の審査に合格しなければならず、2022年12月完成予定とは限らない状況です。コンクリートで再建された城が木造で復元される前例がなく、文化庁の審査次第では完成も遅れる可能性もあると記事にあります。

 いずれにしろ、市議会で可決されれば2022年完成に向けた木造復元構造が動き出します。

YUKIにゃん