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斜陽業界

アメリカでは古くから映画産業がドラマ制作に乗り出している。山のような企画の中から面白そうな物を選び、山のようにいる俳優から人気が出そうな人や独特な人をキャスティングし、山のようにいる演出家を選んで撮らせる。ロケもスタジオも大資本で回して作品からありとあらゆる資本回収ができるような仕組みが出来ている。

日本では一握りのテレビ局や制作会社がドラマ制作を行っていて、一握りの俳優、人気タレント、モデルを順番にキャスティングし、数人で考えた企画をあんまり人材が育っていない脚本家に書かせ、これまたあんまり優れた人の育っていない演出家に撮らせている。せこい予算で末端はほぼブラック企業のような感じで作っているが、資本回収できるのは微々たる額だしそもそも制作側にはリターンはない。かといって映画産業がドラマ制作に乗り出していいのは特殊技能を伴う時代劇くらいで、これまた一握りの微妙な人達の集う日本映画界では判で捺したようなボソボソしゃべってギャーみたいなもんしか作れない。

と言うわけで単純に比較するのもかわいそうな話なんだが、デーブさんのキャスティング優先否定論は本当に仰る通りだと思う。企画を考えてからこの企画は誰でどうする、と言うのが真っ当な順序だろう。月9の貴族探偵も普通に企画からスタートしてたら少なくとも相葉ではなく松潤とかだろう(笑)。

基本的には企画と脚本さえミスらなければそれなりな物はできるはず。「ウォーキングデッド」なんかは誰やねんコレって人しか使ってないが企画だけであそこまで行っている。

だが日本では最近は企画そのものもラノベ的なライト感が工夫もなくそのまま映像化されている気がする。

しかも大手芸能プロがテレビ局の企画や脚本家選びにまで口を出している節がある。いい企画や脚本ができればいいが、大体は能のないコネ的な人材しか来ない上に押し付けておいて最後まで面倒を見ることはない。

前回の朝ドラなんかもおそらくこのケースだろう。昔は多少脚本が悪くても何とかなったが、最近は軌道修正できる監督もプロデューサーもいない。役者を育てられる監督なんてのももはや日本にいないだろう。

どのくらい数字が取れなくなったらデーブ箴言が生かされるのか、観察しよう。

ところで最近さすがにあまり見なくなったが、EXILE系の下手〜な人が出てくるとなぜか阪神の江越を連想してしまう。誰が言ってもしょうがない話なんだが「もうちょい考えてやってくれよ」的な(笑)。

「全TV局、全ドラマやめたら」提言に反応様々